印鑑登録証と印鑑登録証明書は、名前がよく似ていますが同じ物ではありません。印鑑登録証は、印鑑を登録したときに自治体から交付されるカードです。印鑑登録証明書は、登録された印影などを自治体が証明する書面です。
今回確認した自治体の窓口案内では、このカードが証明書の交付申請時に使われます。ただし、カードの形や名称、窓口以外の取得経路は自治体によって異なるため、住所地自治体の現行案内を確認します。
結論
印鑑登録証は印鑑登録をしたあとに受け取るカードで、印鑑登録証明書は登録した印影・住所・氏名・生年月日などを記載した登録原票の写しを証明する書面です(江東区の案内)。佐世保市では、本人が窓口で証明書を請求するときに印鑑登録証またはマイナンバーカードを持参し、手数料は1通300円と案内されています。持ち物や手数料は自治体ごとに確認します。
最終確認日:2026年10月3日/出典:江東区「印鑑登録証明書について」、佐世保市「印鑑登録証明書」

印鑑登録をすると、カード(印鑑登録証)が交付されます。証明書は必要なときにその都度請求する書面です(写真は印鑑と朱肉)。写真:Fumikas Sagisavas/Wikimedia Commons(CC0)
まず4つの違いを比べる
| 比較する点 | 印鑑登録証 | 印鑑登録証明書 |
|---|---|---|
| 物の形 | 多くの自治体でカードとして交付される | 登録された内容を証明する書面 |
| 交付される場面 | 印鑑登録が完了したとき | 証明書の交付請求が受け付けられたとき |
| 主な役割 | 印鑑登録後に登録証として交付され、窓口で証明書を請求するときに提示する | 登録原票にある印影、住所、氏名などを証明する |
| 確認先 | 印鑑を登録した市区町村 | 証明書を交付する市区町村と、その証明書を求めた提出先 |
この表は、今回確認した6自治体の現行案内を基にした一般的な整理です。カードの名称、色、様式、請求経路、本人確認の扱いは全国で一律とは限りません。
印鑑登録証とはどんなもの?
さいたま市は、印鑑登録の手続きが完了すると印鑑登録証を交付し、この登録証が印鑑登録証明書の交付申請時に必要になると案内しています。調布市も、印鑑登録証を「印鑑登録のカード」と説明しています。
印鑑登録証そのものは、登録された印影を紙面で証明する証明書ではありません。今回確認した自治体では、窓口で印鑑登録証明書を請求するときに提示または持参するカードとして案内されています。
印鑑登録証明書には何が記載される?
佐世保市は、印鑑登録証明書を、その印鑑が登録されたものであることを公に証明する書面と説明しています。江東区の案内では、登録した印影、住所、氏名、生年月日などが記載されます。

写真:Asanagi/Wikimedia Commons(CC0)
つまり、証明書として提出されるのは印鑑登録証明書です。カードである印鑑登録証と、証明内容が記載された印鑑登録証明書を、名前の一部が同じという理由だけで同じ物として扱わないことが大切です。
証明書を取るときに印鑑登録証は必要?
江東区、調布市、広島市、北本市は、窓口で印鑑登録証明書を請求するときに印鑑登録証カードを提示または持参する案内を掲載しています。広島市は、登録印を持参しただけでは印鑑登録証明書を交付できない取扱いも示しています。
ここで確認できるのは、カードと証明書の役割が別でありながら、窓口では交付申請の流れで結び付いていることです。コンビニ交付やマイナンバーカードを使う経路など、窓口以外の扱いは自治体ごとに異なるため、この記事では一律に説明しません。
マイナンバーカードがあれば、コンビニ交付で印鑑登録証明書を取れる自治体もあります。この場合は印鑑登録証を持っていく必要はありません。仙台市では窓口1通300円がコンビニなら200円で、朝6時30分から夜11時まで取れるため、平日に窓口へ行けない人ほど時間と手数料の両方を節約できます。
名称や取扱いは自治体で違う?
「印鑑登録証」「印鑑登録カード」など、カードの呼び方や外観は自治体によって異なります。印鑑登録証明書に記載される項目や取得経路も、各自治体の条例と案内に基づきます。
そのため、手元にある物を確認するときは、カードの色や大きさだけで判断せず、表面の名称と交付自治体の案内を照合します。この記事の写真は一般的な印鑑の写真で、印鑑登録証や印鑑登録証明書そのものではありません。
3段階で公式情報を確認する
- 手元の名称をそのまま読む。 「印鑑登録証」「印鑑登録カード」「印鑑登録証明書」のどれかを確認する。
- カードか証明書かを分ける。 登録時に交付されたカードなのか、印影などが記載された証明書なのかを見る。
- 住所地自治体と提出先の案内を照合する。 自治体の現行ページで取扱いを確認し、どの書類が必要かは提出先に確認する。
この順序は二つの役割を見分けるためのものです。本人が登録または請求できるか、何を持参するか、代理請求できるか、いつまで有効かは決めません。
手続きで迷ったら?
印鑑登録証明書が必要かどうか、何か月以内に発行したものが必要かは、書類を求めた提出先が決めます。不動産や車の契約などで求められたら、提出先に確認してください。
代理人の請求、印鑑登録証をなくしたときの手続き、コンビニ交付の対応状況は、住所地の市区町村のページで確認できます。
この記事のポイント
- 印鑑登録証は登録時に交付されるカード、印鑑登録証明書は登録した印影などを証明する書面
- 窓口で証明書を請求するときは印鑑登録証が必要。登録した印鑑だけでは交付されない自治体もある
- マイナンバーカードでコンビニ交付できる自治体なら、印鑑登録証なしで取れる(仙台市は窓口300円→コンビニ200円)
よくある質問
印鑑登録証と印鑑登録証明書は同じですか?
同じではありません。印鑑登録証は登録後に交付されるカード、印鑑登録証明書は登録された印影などを証明する書面です。
登録した印鑑を持っていけば、カードはなくてもよいですか?
今回確認した自治体の窓口案内では、印鑑登録証カードの提示または持参を求めています。広島市は、登録印を持参しただけでは交付できない取扱いを案内しています。実際の取扱いは住所地自治体の現行ページで確認してください。
印鑑登録証には証明内容が載っていますか?
印鑑登録証は、印鑑登録後に交付され、窓口で証明書を請求するときに提示するカードです。登録された印影、住所、氏名などを証明する書面は印鑑登録証明書です。
カードの名前や色は全国で同じですか?
全国で同じとは限りません。「印鑑登録証」「印鑑登録カード」など呼び方や様式が異なることがあります。交付した自治体の案内で名称と取扱いを確認してください。
どちらを提出すればよいですか?
この記事では決めません。提出先が求める書類名と証明内容を確認し、不明な場合は提出先と交付自治体へ問い合わせてください。
公式情報・出典
- さいたま市「印鑑登録・印鑑登録証明書」(更新日2026年1月5日、2026年10月3日確認)
- 佐世保市「印鑑登録証明書」(更新日2026年3月2日、2026年10月3日確認)
- 江東区「印鑑登録証明書について」(更新日2025年2月25日、2026年10月3日確認)
- 調布市「印鑑登録証明書 よくある質問」(更新日2026年5月1日、2026年10月3日確認)
- 広島市「印鑑と印鑑登録証が3つあり、どれがどれか分かりません」(更新日2025年3月19日、2026年10月3日確認)
- 北本市「印鑑登録と印鑑登録証明書」(更新日2026年1月1日、2026年10月3日確認)
- 仙台市「コンビニ交付サービスについて」(更新日:2026年9月1日、2026年10月3日確認)
この記事は、公式資料の確認、構成整理、文章の点検にAIを補助的に使用しています。出典と確認日を明示し、公開前に自動の編集・事実確認を行います。
アイキャッチ画像 写真:Fumikas Sagisavas/Wikimedia Commons(CC0)。本文中の写真の出典は各写真の下に記載しています。