個人番号通知書は、2020年5月25日以降、新たにマイナンバーが付番された人へ番号を知らせる書類です。通知カードは、それ以前にマイナンバーを知らせるために交付されていた紙のカードです。
名称は似ていますが、番号を「知らせる」こと、番号を「証明する」こと、本人を「確認する」ことは別の役割です。手元の書類名と役割を分けて確認します。
結論
マイナンバーのお知らせ方法は2020年(令和2年)5月25日に紙製の「通知カード」から「個人番号通知書」に変わりました。個人番号通知書は番号を知らせる書類で、マイナンバーを証明する書類としては使えません。通知カードは同日以降の新規発行・再交付はありませんが、記載された氏名・住所等が住民票と一致していれば、引き続きマイナンバーを証明する書類として使えます。
最終確認日:2026年10月3日/出典:マイナンバーカード総合サイト「個人番号通知書について」、マイナンバーカード総合サイト「通知カードについて」

通知カードや個人番号通知書の扱いは、住所地の市区町村で確認できます(写真は岐阜県の本巣市役所本庁舎)。写真:へぼ飯/Wikimedia Commons(CC0)
まず3種類の役割を比べる
| 書類 | 主な位置づけ | マイナンバーを証明する書類 | 単独の本人確認書類 |
|---|---|---|---|
| 個人番号通知書 | 番号を知らせる通知書 | 使えない | 使えない |
| 通知カード | 2020年5月24日までの旧方式の紙カード | 券面の氏名・住所などが住民票と一致する場合に利用できる | 使えない |
| マイナンバーカード | 顔写真付きICカード | 利用できる | 利用できる |
J-LISと自治体の現行案内では、個人番号通知書は番号を知らせる書類であり、番号証明書や身分証明書としては利用できないと説明されています。旧通知カードは条件付きで番号証明に使えますが、単独の本人確認書類ではありません。
個人番号通知書は「知らせる書類」
個人番号通知書には、氏名、生年月日、マイナンバーなどが記載されます。2020年5月25日以降、新たにマイナンバーが付番された人へ送られる通知です。

写真:Inook2011/Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)
ただし、個人番号通知書はマイナンバーを証明する書類としても、本人確認書類としても利用できません。番号が印字されていることと、提出用の番号証明書であることは別です。
通知カードはもう使えない?
通知カードは、2020年5月24日までマイナンバーを知らせるために交付されていた紙製のカードです。2020年5月25日に制度上の取扱いが変わり、新規発行と再交付は行われていません。
手元にある通知カードは、券面に記載された氏名、住所などが住民票の記載と一致している場合、マイナンバーを証明する書類として利用できます。一方、顔写真がないため、通知カード単独で本人確認はできません。
券面の氏名・住所が今の住民票と同じなら、通知カードはそのまま番号の証明に使えます。代わりにマイナンバー入りの住民票の写しを取ると、たとえば仙台市では窓口で1通300円かかるので、引っ越しや結婚で記載が変わっていない人は捨てずに保管しておく価値があります。
通知カードから個人番号通知書に変わったのはいつ?
| 時期 | マイナンバーを知らせる主な書類 | 現在の確認ポイント |
|---|---|---|
| 2020年5月24日まで | 通知カード | 券面事項が現在の住民票と一致しているか |
| 2020年5月25日以降 | 個人番号通知書 | 通知用であり、番号証明・本人確認には使えない |
この日付は、手元の紙がどちらかを見分ける手掛かりです。ただし、届いた日だけで断定せず、書類に印字された名称を確認してください。
番号を確認できる書類と証明できる書類は違う?
個人番号通知書を見れば、自分のマイナンバーを確認できます。しかし、番号が読める書類がそのまま提出用の番号証明書になるわけではありません。

写真:Higa4/Wikimedia Commons(CC0)
番号証明が必要な場面では、提出先が指定する現行の書類を確認します。マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票の写しなど、どの方法が認められるかは手続きごとに異なるため、この記事では一つに決めません。
番号の証明と本人確認を1枚で済ませられるのはマイナンバーカードだけです。カードがない場合は、通知カード(記載が一致しているもの)か番号入りの住民票の写しに、運転免許証などの本人確認書類を組み合わせることになり、住民票を取ればその分の手数料もかかります。
手元の書類は3段階で確認
- 書類名を見る。 「個人番号通知書」「通知カード」「マイナンバーカード」のどれかを確認する。
- 役割を分ける。 番号の通知、番号の証明、本人確認のどれに使える書類かを確認する。
- 提出先の現行案内を見る。 必要な番号確認書類と本人確認書類を、提出先の案内で確認する。
書類名が読めない、券面事項が現在の住民票と一致するか分からない、提出先の案内が曖昧といった場合は、自己判断で提出せず、市区町村または提出先へ確認します。
確認先を目的別に分ける
| 確認したいこと | 主な確認先 | 確認内容 |
|---|---|---|
| 手元の通知書類の一般的な扱い | 住所地の市区町村 | 書類名、制度上の位置づけ、自治体の案内窓口 |
| 特定手続きに必要な書類 | 書類を求めた提出先 | 番号確認と本人確認に認める書類、組合せ、期限 |
| マイナンバーカードの機能 | マイナンバーカード総合サイト・市区町村 | カード本体、電子証明書、窓口案内 |
自治体の一般説明と、特定の提出先が求める書類は同じとは限りません。一般的な違いを理解した後、実際の手続きは提出先の現行案内で確定します。
提出先で使えるか分からないときは?
手元の書類が特定の手続きで受け付けられるかは、書類を求めた提出先の案内で確認してください。番号確認と本人確認にどの書類の組み合わせを認めるかは、手続きごとに決まっています。
通知カードや個人番号通知書をなくした場合、住所や氏名が変わった場合の扱いは、住所地の市区町村に問い合わせてください。
この記事のポイント
- 個人番号通知書は番号を知らせるだけの書類で、番号の証明にも本人確認にも使えない
- 通知カードは、記載が住民票と一致していれば今も番号の証明に使える(本人確認は別の書類が必要)
- 記載が一致する通知カードがあれば、番号入りの住民票の写し(仙台市なら窓口300円)を取らずに済む
よくある質問
個人番号通知書はマイナンバーの証明に使えますか?
使えません。J-LISは、個人番号通知書をマイナンバーを証明する書類として利用できないと案内しています。番号を知るための通知と、提出用の番号証明は分けてください。
古い通知カードはもう使えませんか?
一律に使えないわけではありません。券面の氏名、住所などが住民票の記載と一致している場合は、マイナンバーを証明する書類として利用できます。特定の提出先での受理可否は、その提出先へ確認してください。
通知カードだけで本人確認できますか?
できません。通知カードは顔写真付きの本人確認書類ではないため、本人確認が必要な場面では提出先が指定する別の本人確認書類を確認します。
個人番号通知書とマイナンバーカードは同じですか?
同じではありません。個人番号通知書は番号を知らせる紙の通知です。マイナンバーカードは申請により交付される顔写真付きICカードで、番号証明と本人確認に利用できます。
公式情報・出典
- J-LIS「個人番号通知書について」(ページ上に更新日表示なし、2026年10月3日確認)
- J-LIS「通知カードについて」(ページ上に更新日表示なし、2026年10月3日確認)
- 世田谷区「よくある質問<個人番号通知書・通知カード>」(更新日2026年2月16日、2026年10月3日確認)
- 大阪市「ご自身のマイナンバー(個人番号)を確認する方法」(更新日2026年1月27日、2026年10月3日確認)
- 名古屋市「個人番号通知書について」(更新日2025年12月19日、2026年10月3日確認)
- 宝塚市「マイナンバーカードとはどのようなものですか?通知カードや個人番号通知書とどう違うのですか?」(更新日2020年5月27日、2026年10月3日確認)
- 仙台市「コンビニ交付サービスについて」(更新日:2026年9月1日、2026年10月3日確認)
この記事は、公式資料の確認、構成整理、文章の点検にAIを補助的に使用しています。出典と確認日を明示し、公開前に自動の編集・事実確認を行います。
アイキャッチ画像 写真:へぼ飯/Wikimedia Commons(CC0)。本文中の写真の出典は各写真の下に記載しています。