2025年国勢調査(令和7年国勢調査)は、人口速報集計が2026年5月29日に公表済みです。続く人口等基本集計は2026年9月29日に公表されました。この記事では、二つの集計の違い、9月29日に公表された主な結果、統計表の確かめ方を整理します。
結論
令和7年国勢調査の人口等基本集計は2026年(令和8年)9月29日に公表されました。結果の要約によると、2025年10月1日現在の日本の人口は1億2297万3千人で、2020年から317万4千人(2.5%)の減少です。就業状態等基本集計は令和9年3月までに公表予定とされています(総務省統計局)。
最終確認日:2026年10月3日/出典:総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約」、総務省統計局「令和7年国勢調査 調査の結果」

国勢調査は、日本に住むすべての人と世帯を対象に5年ごとに行われます(写真は東京・渋谷の駅前交差点)。写真:Michael Day/Wikimedia Commons(CC BY 2.0)
2025年国勢調査の結果はいつ出る?
調査結果は一度にすべて公表されるのではなく、集計区分ごとに順次公表されます。人口速報集計は2026年5月29日に公表済みです。人口等基本集計は2026年9月29日に公表されました。
公表日を確認するときは、検索結果の日付だけで判断せず、総務省統計局の「調査の結果」ページで集計区分と公表状況を一緒に見ます。公式トップページの「お知らせ」にも、2026年9月29日に人口等基本集計を公表したことが掲載されています。
人口速報集計とはどんな結果?
人口速報集計は、全国、都道府県、市区町村別の人口と世帯数を早く確認するための集計です。2025年10月1日午前零時現在の調査結果をもとにしています。
速報は早い段階の全体像を確認する入口です。9月29日に公表された人口等基本集計とは集計区分が異なるため、同じ「2025年国勢調査の結果」でも表題と公表日をそろえて読みます。
9月29日の人口等基本集計では何が公表された?
人口等基本集計では、人口、世帯、住居、外国人、高齢者世帯、母子・父子世帯、親子の同居など、人口と世帯の基本的な状況が扱われます。年齢や男女別の人口、市区町村別の結果を探す場合も、まずこの集計区分と表題を確認します。
産業、職業、従業地・通学地などの結果は別の集計としてその後に公表されます。人口等基本集計だけで国勢調査の全項目がそろうわけではありません。
| 確認する集計 | 公表状況 | 最初に確認できる内容 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 人口速報集計 | 2026年5月29日公表済み | 全国・都道府県・市区町村別の人口と世帯数 | 速報であり、人口等基本集計とは区分が異なる |
| 人口等基本集計 | 2026年9月29日公表済み | 人口、世帯、住居、年齢・男女別人口など | 速報より詳しい集計。数値が速報と異なる場合がある |
| 産業・職業・従業地等の集計 | その後、区分ごとに順次公表 | 産業、職業、従業地・通学地など | 人口等基本集計の公表日に全項目が出るわけではない |
結果の要約によると、人口が増えたのは東京都(1423万7千人、2020年比1.3%増)だけで、46道府県で減少しました。一般世帯は5718万2千世帯で、1世帯当たりの人数は2.10人と、引き続き減っています。65歳以上の人口は3614万2千人で総人口の29.4%、外国人は384万人で総人口の3.1%です。なお、速報(1億2305万人)と比べると、総人口は約7万7千人少なくなりました。
国勢調査の人口は、自治体に配られるお金にも関わります。地方交付税の算定には国勢調査の人口が使われ、総務省は2026年度の普通交付税から令和7年国勢調査の人口を用いています。住んでいる市区町村の人口の増減は、地域の財政や行政サービスを考える手がかりになります。
公表された結果はどの手順で見る?

写真:Kamemaru2000/Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)
1〜2.結果ページと集計区分を確かめる
- 総務省統計局の「調査の結果」を開きます。 人口等基本集計の「結果の要約」「結果の概要」と統計表への入口があります。
- 結果表の集計区分を確認します。 表題に「人口等基本集計」とあることを確かめ、人口速報集計や別の集計と取り違えないようにします。
3〜5.調査時点・地域単位・注記を読む
- 調査時点を確認します。 2025年10月1日午前零時現在の結果であることを見ます。
- 必要な地域単位を選びます。 全国、都道府県、市区町村など、確認したい範囲をそろえます。
- 単位と注記を読みます。 単位、分類、速報・確報の区分、表ごとの注記を確認してから値を使います。
e-Statの統計表を使うときは、データセット名、表番号、対象地域、単位、取得日も一緒に記録すると、後から同じ表へ戻りやすくなります。
調査時点・公表日・確認日はどう違う?
国勢調査では「調査時点」「結果の公表日」「e-Statの公開・更新日」が別の日付として現れます。今回の調査時点は2025年10月1日午前零時です。人口速報集計の公表日は2026年5月29日、人口等基本集計の公表日は2026年9月29日です。
e-Statの公開・更新日は、データがe-Statへ掲載または更新された日を示します。統計局が発表した日と必ず同じとは限らないため、引用時は統計局の結果ページとe-Statの表を両方確認します。
割合を手元で確認する場合
公式表から自分で選んだ二つの値について割合だけを手元で確かめたい場合は、KurashiQの割合計算を使えます。公式値を決定したり、地域を順位付けしたり、結果の意味を判定したりする機能ではありません。
結果を使うときに気をつけること
地域ごとの人口の増減は、その地域の良し悪しを表すものではありません。人口の変化の原因や今後の見通しを知りたいときは、統計局の結果の概要や、自治体の分析資料もあわせて確認してください。
数字を引用するときは、「2025年10月1日現在」という調査時点と、「人口等基本集計(2026年9月29日公表)」という集計名を一緒に書くと、速報の数字と取り違えにくくなります。
この記事のポイント
- 令和7年国勢調査の人口等基本集計は2026年9月29日に公表。日本の人口は1億2297万3千人(2020年比2.5%減)
- 人口が増えたのは東京都だけ。1世帯当たりの人数は2.10人、65歳以上は29.4%
- 速報(5月29日、1億2305万人)とは集計区分が違う。引用時は集計名と調査時点を書く
よくある質問
2025年国勢調査の日本の人口は何人ですか?
総務省統計局の人口等基本集計(2026年9月29日公表)によると、2025年10月1日現在の人口は1億2297万3千人で、2020年から317万4千人の減少(2.5%減)です。
国勢調査はいつ時点の調査ですか?
令和7年国勢調査は、令和7年(2025年)10月1日午前零時現在で実施されました。公表日とは別の日付なので、数字を引用するときは調査時点を併記します。
次の集計結果はいつ公表されますか?
総務省統計局の調査の結果ページでは、就業状態等基本集計は令和9年3月までに公表予定とされています。最新の予定は公表スケジュールで確認します。
公式情報・出典
- 総務省統計局「令和7年国勢調査 調査の結果」:人口速報集計の公表日、人口等基本集計の公表日と結果の要約・概要、e-Statへの入口。2026年10月3日確認。
- 総務省統計局「令和7年国勢調査」:公式トップと、2026年9月29日の人口等基本集計公表のお知らせ。2026年10月3日確認。
- 総務省統計局「結果表の利用に関する参考資料」:ユーザーズガイド、集計体系、用語、統計表の検索方法。2026年10月3日確認。
- 総務省統計局「令和7年国勢調査に関するQ&A 9.調査結果の公表について」:段階的な公表時期と公式の利用場所。2026年10月3日確認。
- 総務省統計局「令和7年国勢調査 調査の概要」:調査時点、調査事項、集計方法、公表体系。2026年10月3日確認。
- e-Stat「令和7年国勢調査 結果表の利用に関する参考資料」:ユーザーズガイドと参考資料の閲覧・ダウンロード入口。2026年10月3日確認。
- 総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計 結果の要約」(2026年9月29日公表、PDF、2026年10月3日確認)
- 総務省「令和8年度 普通交付税の算定結果等」(PDF、2026年10月3日確認)
アイキャッチ画像 写真:Michael Day/Wikimedia Commons(CC BY 2.0)。本文中の写真の出典は各写真の下に記載しています。
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